FF6,セツリル

 崩れ落ちる床、その中にいる大事なひと、その光景に彼はきっと何かを考えるより先に身体が飛びついていた。あのとき掴めなかった手を、今度こそ。そんなことを考える余裕があったのかはわからない。わずかに聞き及んでいただけの彼の事情を考えると、 ...

2020-03-27 23:39FF6,エドティナ,セツリル

テーブルを挟んで、伏せられた二枚のカードをリルムが真剣な顔でにらんでいるのを横目に、セッツァーはため息をついた。

「いつまで迷ってやがんだ」
「だって、傷男は絶対何かイカサマしてるはずだもん。リルムはそれを見抜いて ...