犬夜叉をイッキ読みしてきた

雑談blog

まず犬夜叉の続編がオリジナルアニメで出る、というニュースに「何やて工藤⁉️」となったのですが、内容に関してはとんでもない地雷臭を感じたので、とりあえず様子見を決め込むことにしました。殺生丸さまの娘とは嫁は誰やねん、やっぱあの子か、あの子以外はお母さん認めませんよ!!!連載終了後何年も経ってるし、原作者がキャラデザにしか関わってないというのはほんと地雷臭半端ないです。原作者(?)がストーリー書き下ろしてるFF4TAですら私は10年近く地雷扱いだったので、お察しあれ。

一度終わってるものは、できれば思い出の中でじっとしていてほしいんだなあ はいね

それはともかく原作が全巻無料公開されてたので懐かしくなってついついイッキ読みしてきました。原作はリアタイ勢なんですけど、七人隊の辺りからマンネリ化しちゃって、脱落してしまいました…。高橋留美子作品はうる星やつらもらんま1/2も実家にあったからずっと読んでたし、私の女体描きの原点はらんまにあると言っても過言じゃないくらいなんですが、リアタイだと結構脱落してしまうんだなあ😂境界のRINNEはもっと早々と脱落して、10巻ぐらいしか読んでないような…アニメは見てました😇つか、境界のRINNEがいつの間にか連載終了してて、新作が始まってるのを初めて知りました。嘘やんいつの間に?

いやしかし全56巻とかなりの長寿作品にも関わらず、連載時には途中脱落したものの今改めて読むとどのお話も面白くてすげーサクサク読んでしまいました。少年漫画的ご都合展開とか、えらく唐突に感じる展開もなくはないのですが、細けえことはいいんだよ!と圧倒的パワーでねじ伏せられる感じ、好きです。

改めて読み返してみると、カプ萌え的にオイシイところがいっぱいあるのですが、記憶の中では殺生丸さまとりんちゃんはもうちょい交流(?)ではないけど会話してるシーンがあったように感じていたのですが、意外と直接話してる機会ってないな…と思いました…。というか、神楽→殺生丸だったのは知らなかった。そこら辺は読んでなかったんですけど、いつの間に…。

何か改めて殺生丸さまめっちゃかっけーな…ってついつい殺生丸さま出てくるとテンション上がってたんですけど、刀を巡る兄弟ゲンカ(違)は今読むと殺生丸と犬夜叉に対する父君の考えというか期待?って全然違うものだったのが興味深かったです。どちらも単純な力にのみ固執するな、というのは共通点なんですけどね。犬夜叉には結果的に自分の技やら力の全てを託していたのに対して、殺生丸には最終的に大妖怪となって自分の力で生きよ、という期待を寄せていたのは悪い言い方をすると弟贔屓というか、何だかんだ言っても半妖である犬夜叉にはちょっとばかり妖怪目線入ってたのかなあという気が何となくするんですよね。

犬夜叉は半妖だから人間と妖怪どちらにも転べるわけですけど、どっちにすっ転んでもリスクが高いのが散々描写されていて、その度に父君の技やら何やらに助けられていたわけですよ。自分の技全てを受け渡すことで守ろうとしていた。一方で、殺生丸には守護ではなく自立を促していた、というのは妖怪だからこそなのかなあと。悪い言い方をすると、犬夜叉に対してはか弱い人間の血が入った存在だからこそ、ワシの力で守ってやるぞ的な感じに見えなくもないんですよね。

それが良い悪いという話ではなくて、同じ妖怪の兄弟ではない以上、それぞれがそれぞれの形で成長できるよう促そうとしたら、結果的に殺生丸にとっては犬夜叉ばっか何でやねんみたいな感じになるのがややツラいところではありました😂実際に父君が「やりたかったこと」にだけ気付いて、殺生丸が表に出さずとも絶望を感じてるところとか割とクるものがありました…。あれって、要約すると「父は半妖である弟ばかり贔屓して、私は父の何なのだ」的なスネスネモード全開ってことなので、長子である私には何となくわかりみが深いというか。贔屓とかじゃなくて、結局父君にとってはどっちも大切な息子なんですけどね。ただまあ何ていうか、殺生丸は妖怪だから最終的に自分の力があるやろ、それを正しく理解して使えと言いたいだけなのに遠回しすぎなんだよなあ。はたまた、殺生丸自身が見た目に反して幼すぎたのか。何やかんや似たもの同士な兄弟やからな…。殺生丸の方がポーカーフェイスだからわかりにくいだけで。

とはいえ、何だかんだ言いながら実は作中で一番成長を果たしたのも殺生丸だと個人的には思ってるし、登場する度に兄としての側面が出てくるのとか、人間くささがどんどん増してくるのとか、めっちゃ好きです殺生丸。だんだん、心の声が増えてくるのめっちゃ好き。

どれだけ威嚇しても、自分を助けようと足を運んでくれたりんちゃんに恩義を感じて(?)蘇生させてあげた上に、ずっと一緒にいるうちに大切なひとになっていくのがマジたまらんです。恋愛と取るか疑似親子と取るか、その辺りの解釈は人それぞれだとは思いますが、私はその辺りカイポロに似たものだと思っていて、少なくとも本編中は恋愛感情とは違うんだけど、人里で成長していくりんちゃんを見守っているうちに恋愛になってほしいやつです…。

作中でりんちゃんが殺生丸と直接会話してるシーンって意外と少ないんですけど、出てくる度に距離が少し縮んでるというか、いつの間にか乗り物用意してくれてるとか、着物が地味に変わってるとか、めっちゃ細かい気配りしてるところ好きです…。でも言葉には絶対出さない。りんちゃんがニコニコしてくれてるのが殺生丸にはある種救いになってたというか、ある意味では誰も殺生丸を力以外で必要とはしていなかったのに、りんちゃんだけは力とか関係なく自分を必要としてくれるからそばにずっと置いて大事にしてたんだろうなと何となく思うやつです…。まあ、もちろん最初はそういうのじゃなくて勝手についてくるうるさい人間くらいにしか思ってなかったんだろうけど、何ていうか、打算も何もなくただ自分を慕って懐いてくれる存在って、「何で犬夜叉ばっかり」みたいに親にすら必要とされてなかったのかと常々傷ついていた殺生丸には救いになる存在だと無意識に感じるようになったっていう。

つまりカイポロです。ここテストに出ます。殺りんの関係性は、試練の山で修行時代のカイポロの関係性と似てると思う次第です。ここで下地ができて、セオドアとの旅を通じてカインは悟りを開く(違)わけです。何かこう、読んでいくうちに殺りんってカイポロだなあ…としみじみ思いました。

いやはや、萌えと笑いと涙をめっちゃ供給していただきました…🙏✨語りすぎず、でも伝えたいことは伝え、それでも色んな隙間を敢えて残しておくという高橋留美子作品の描写の上手さはほんと見習いたい。語りすぎないようにする、というのは難しいんですよねー😂オタクはついつい語りすぎてしまうので、二次創作する上でも何かと情報過多にしすぎる傾向が出ちゃうっていう。いや、オタクが二次創作で自分の萌えどころを全部放出しないでいつするの、って話でもあるんですけどね。商業と違って自分しか読まないのに😂でも自分で読んでてテンポ悪いよなーってすごい思うので、やっぱ語りすぎなんだと思う…。「ここ必要?」みたいなの多すぎ問題😇

Posted by 灰寝